2024年、スワローズは9/7時点でセリーグ優勝の可能性がなくなりクライマックスシリーズの進出も厳しい状況になって来ました。
最下位に低迷するスワローズの課題として投手陣の整備。
プロ野球の支配下登録は70名に対して2024年9月時点で、スワローズの支配下選手は69名。
ドラフトやトレード、新外国人獲得を考えると戦力外は必要になって来ます。
本記事では2024年9月時点で考えられるスワローズの戦力外、引退、現役ドラフトに挙げられる選手の考察をした記事になります。
あくまでも燕パワー管理人の初見なのでエンタメ程度に捉えていただければ幸いです。
2024年 東京スワローズ 戦力外選手 予想(投手編)
エスパーダ
ホセ・エスパーダ投手は2024年シーズンから東京ヤクルトスワローズに加入した新外国人選手で、主に中継ぎやポイントリリーフとして起用されていました。
当初は安定した成績を残していたものの、5月以降は不安定な投球が目立ち、試合を壊すケースが増加。
6月15日以降は2軍での登板に限られています。
ロドリゲス投手が中継ぎや抑えで安定した活躍を見せているため、エスパーダの役割は現状では限られていると考えられます。
嘉弥真新也
2023年オフにソフトバンクから戦力外を受けた 嘉弥真新也投手。
オープン戦では結果を残したものの、1軍9月時点での防御率は14.54と残念な成績
7/10以来、2軍行きとなっています。
尾仲祐哉
2022年オフに阪神から戦力外となった尾仲祐哉投手。
2024年は2軍で安定した成績を残しましたが、1軍登板は9月6日のみで、防御率は18.00と結果を残せずに再び2軍へ降格しました。
2024年の投手陣の再編を考慮すると、新たな投手確保のために削減が進む可能性があり、尾仲投手は戦力外候補として有力視されるでしょう。
サイスニード
2024年は粘り強く投げていたものの、中継ぎ陣の崩壊や貧打により21試合登板で2勝8敗と、勝ち運に恵まれず悔しい結果に終わりました。
サイスニードの2024年の年俸は2億3千万円の単年契約ですが、防御率4.65と年俸に見合わない成績となり、減額もしくは契約更新が見送られる可能性があると見られています。
宮川哲
宮川哲投手は、2024年シーズン中に元山 飛優とのトレードで東京ヤクルトスワローズへ西武からトレード移籍した右腕の投手です。
1軍では4試合に登板して防御率が6.75と結果を残せず4/14以降は2軍での出場が続いています。
即戦力としてトレードしたところ結果が残せない状況から戦力外が濃厚と考えられます。
2024年 東京スワローズ 戦力外選手 予想(捕手編)
2024年開幕戦から内山と古賀が怪我で離脱してシーズン中は、中村も怪我をするなどして捕手不足に悩まされて来ました。
2023年に1軍出場なしの松本直樹が活躍し、2023年ドラフト4位の鈴木叶が1軍出場し初出場、初打点をあげるなどの活躍ぶり。
シーズン中に独立リーグ火の国サラマンダーズの中川拓真捕手を緊急補強。
2024年9月現在、古賀以外の捕手はプレイしているため、2024年のオフシーズンに捕手も整理するとみられます。
西田明央
2024年は内山、古賀の離脱により、期間限定で1軍登録されていた時期もありましたが、中村が離脱している際には松本直樹が主に正捕手を務めていました。
打率も1割3分6厘と目立つった成績も残せず捕手も試合途中で交代などサブ的なポジションでした。
また、高津監督は中村や松本が離脱した際に鈴木を起用していたことから、捕手陣の中では西田が戦力外候補として浮上していると考えられます。
2024年 東京スワローズ 戦力外選手 予想(野手編)
北村拓己
2023年の現役ドラフトで巨人から入団した北村拓己。
右打者の内野手として、山田哲人のバックアップを担う役割で獲得されました。
シーズン中は一軍に定着していたものの、打率は.125と低迷し、守備面でも失策が目立ち、目立った活躍は見られませんでした。
内野には武岡や西村、伊藤といった若手選手が台頭していることから、現支配下登録選手の中で戦力外候補として浮上していると考えられます。
三ツ俣大樹
2022年に中日から戦力外となった三ツ俣大樹。
2024年現在も一軍での出場はなく、二軍でも打率は2割前半と低迷しています。
今後のドラフトや新外国人選手の獲得を見据え、支配下登録枠を空ける必要があるため、三ツ俣選手も戦力外候補として浮上する可能性が高いと考えられます。
濱田太貴
プロ5年目の濱田太貴は、2024年シーズンに一軍出場は10試合にとどまり、打率.077と低迷しています。
二軍では打率.237と成績が振るわないものの、チームが変われば新たなチャンスが訪れる可能性があります。
そのため、2024年オフシーズンに現役ドラフトでリストアップされる可能性は高いと考えられます。
山崎晃大朗
2024年時点でプロ9年目を迎えた山崎晃大朗選手は、スピードと守備力を活かしたプレーが持ち味の外野手です。
特に、50m走で5.9秒の俊足と遠投110mの強肩を武器に、守備面で高い評価を得ています。
しかし、2024年の出場試合数は21試合にとどまり、打率.077と打撃成績は低迷しています。
赤羽や岩田、並木といった若手選手の台頭により、山崎の出場機会は減少しています。
走攻守のバランスが取れた選手であるため、今後は現役ドラフトやトレードで新たな活躍の場を求めることも考えられるでしょう。
2024年 東京スワローズ 監督・コーチ辞任 予想
高津臣吾 監督
2021年、2022年とセ・リーグ優勝、さらに2021年には日本一に導いた高津監督ですが、2024年は2年契約の最終年を迎えます。
2023年から2024年にかけてはチームが最下位争いに巻き込まれ、采配にも迷いが見られる状況です。
契約終了のタイミングで、一旦スワローズの監督を退く可能性が高いと考えられます。
伊藤 智仁 投手コーチ
2021年からスワローズの投手コーチを務めた伊藤智仁コーチ。
2021年と2022年の優勝に貢献した実績があるものの、2024年のチーム防御率は3.75と、5位ベイスターズの2.75に大きく差をつけられています。
この結果から、2024年シーズン終了後にコーチ職を退く可能性が高いと考えられます。
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